40代からの副業研究所

生活雑貨の備忘録

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「新世界」は40歳以上の方の必読本

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大阪ミナミの「新世界」

西野亮廣さんの「新世界」は40歳以上の方が今、読むべき本です。

大阪ミナミにある「新世界」と言う場所は、東京で言う「山谷」にあたり、露店では左右のサイズが違う靴を平気で売っています。

Q: おっちゃん!この靴、左右サイズ違うやん?!

A: 足の方で合わしときぃ

そんな会話が平気で飛び交う街です。

市内の人でもあまり足を踏み入れないディープな場所「新世界」

そんな場所から彼(西野さん)は、お笑い芸人を目指して人生をスタートしたのです。

「信用」と言う武器

今、時代が大きく動いていて、ほとんどの人がこの事に気がついていません。

例えば、仕事をして行く上において「理不尽」と言うものがつきものだけど、これからは、そう言うマイナス事は限りなく少なくなってき、良いものが更に磨きをかけて良いものとして事が運んでいくようになって行きます。

良いものができて行くと言う事は、良い人達が集まってくると言う事。

悪態をついたりして「信用」を無くすと、そこから這い上がれない時代に突入したのです。

今までなら、少しの甘えで許してもらえていた事も、これからは人間その個人が採点されて行くので、信用がなくなると、良い企画を立ち上げたとしてもなかなかスムーズにいかず障壁が高くなって行くと言う仕組み。

これはすでに中国で始まっているのです。

逆に、信用という見えないポイントを稼いでいくと、お金は無くとも悠々自適に暮らしていける時代になって来たのです。

何んやそれ?! と思うでしょ?
特に40歳以上の方は全く意味がわからず、訳が分からないと思います。

何故なら、この私がそうだからです。

漫画「じゃりン子チエの」テツが言う「働かんと食うて行けん奴は根性なしや!」「就職するような奴はカスや」という論理が普通になって行くのですから。

これ、意味分かんないですよね?

漫画やから笑いで済むんですが、実世界でこういう事が起こっている事があるという事を知っている人が一体どれだけいるのだろうか?

その考えを突き詰めて行くと「会社」という存在事態が無くなって行くような気がしてなりません。 (だからこそ「副業時代」なのです)

そういうカラクリをこの本は実体験を基に分かりやすく解説してくれている本です。

 

 

新世界

新世界

 

 

 

はれのひ事件」

振袖販売・レンタル会社が成人式の日に夜逃げをした事件は記憶に新しいですよね。

まさに、なんたることのサンタルチアである。

その被害者を救ったのはなんと「西野亮廣」その人だったのです。

実際は彼では無くて、彼が率いる一人の女性スタッフが発案した企画で、西野さんがそれに乗ったという感じ。

ただただ彼女は被害者を救いたい一心で「リベンジ成人式」を成功させたのです。

そして「打ち上げで高級シャンパンを呑みたい」と言う一口1000円のクラウドファンディングを冗談半分で立ち上げたら上限の30万円が数時間で集まったと言うウソのようなホントの話。

これが「信用」が課金された瞬間だったと言う。

オンラインサロン

オンラインサロンとは、「学べる・楽しめる」会員制コミュニティサービスで、スキルや知識を身につけたり、同じ趣味を仲間と共有したり、新しい何かにチャレンジしたい時に背中を押してもらえるものです。

中でも彼のサロンは国内最大のオンラインサロンで有名です。

ここからいろいろな企画が生み出され成功に導いているのです。

このようにして「クラウドファンディング」や「オンラインサロン」について非常に分かりやすく解説してくれているのです。

そして無料公開

この「新世界」と言う本が無料公開されていると言う事を知って、早速飛びつきました。

Amazonに「ほしい物リスト」入りしているにも関わらず無料公開されているので、ただ単純に儲けた! と思って読んでみると、みるみる興奮に包まれて思わずツイートしてみたら、反響がすごくて驚きました。

ベストセラーになるだけあって、「今、読むべき本」と言う共感をして頂けたのだと思います。

そこで思ったのが、書籍販売するに当たってのドキュメンタリー番組を深夜にしていたのにも関わらず、このタイミングで無料公開って、書籍関係者の人達に対しての裏切り行為ではないかと不思議に思ったのです。

多分、これを読んでいる人達の大半がそう思うはず。

それは、今までの「常識」とされていたものであって、これからの時代はそ言う「常識」の領域では計り知れない事が「普通」になるのです。

無料公開したら売り上げが上がる!

ウソやん?!  

あなたもそう思いましたね? ってか、絶対思ったはず。

この戦略に対して、彼はものすごく考え抜いている人だなって思いました。

ほとんどの人がスマホで情報処理をしている時代において、電話やメールが入ると、一度画面を閉じなければいけなくて、画面を閉じると、読んでいた本のページまでわざわざスクロースしなくてはいけない動作がめんどくさいと感じる人が本を買ってくれると言う予測が売上という数字に現れているのだと言う。

現に私も、この無料公開を読んでいるにも関わらず、本を買おうと思っている一人で、まんまと戦略に引っかかっているのです。

その理屈も説明されていて、本屋さんでは立ち読みと言う、言わば無料で内容を知って納得して本を買うと言う動作を無意識にしていると言う。

まさにそう。

時代は変わる

歌手 BOB DYLANボブ・ディラン)の「時代は変わる」と言う歌詞の一文にこうある

国中の母親、父親たちよ、少し聞いてほしい
理解できていないことを批判してはいけない
息子や娘たちでさえ、あなたがたの理解を超えているのだから
あなたがたの知る古い道は、急速に老朽している
新しい道から退かなくてはならない
もし手を貸せないというのなら
時代は変わりつつあるんだ

 

 

時代は変る

時代は変る