2019年4月より「1ヶ月の残業時間が最大45時間と言う法律36協定」が施行されます。
同じくして有給休暇も消化しなければいけなくなりました。
36協定に関して労働基準法に違反した場合、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」の罰則が与えられます。
これにともなって企業は必死で残業時間を減らそうとしています。
残業代が世間のお父ちゃんの小遣いになっているのに、残業を減らされると必然的に小遣いも減らされますよね。
労働時間が少なくなるのは良い事だけど、その中で生産性や利益を上げなくてはいけなくなるので、時間内にできそうにない業務は必然的に下請けに回され、それを受け取った中小企業も同じ残業時間の中で業務をしないといけなくなります。
人手不足の中での業務を考えると、機械化導入を余儀なくされます。
機械化できないものは、外国人労働力に頼ります。
賃金は必然的に安い方に合わされていき、給料が下がります。
値上げ
大手企業は簡単に値上げをしますが、仕事を請け負う中小企業はそう簡単に値上げできないのが現状です。
仕入費や発送運賃などが値上がりすると、利益圧迫になり、耐えられなくなる事でしょう。
その上、情け容赦ない消費税10%と追い討ちをかけられます。
その矛先は弱い立場である国民へと向けられていくのです。
どの企業に属せども、ひとつ違えば全ての国民は「消費者」なのです。
世界では所得が上がっているのに対し日本は下がり続けてるので「しあわせ」になるはずがありません。
しあわせとは「幸福」と書いて「しあわせ」と読むのです。
ウィキペディアによると、「幸福とは、心が満ち足りていること」とあります。
心が満ち足りている世界を夢見たいものです。
そのためには自助努力しかありません。