40代からの副業研究所

体感経済の備忘録

★ 体感経済の思想感想 ★

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」が教える弱肉強食のビジネスの世界

今週のお題「2018年上半期」

the founder



実は乗っ取られたみたい

世界中で愛され知らない人は居ないくらいの巨大ファーストフード「マクドナルド」

マクドナルドといえば「ハンバーガー」

だけど、最初は「ホットドッグ」屋さんだったのです。

「ホットドッグ」は美味いよね。
コストコでも定番メニューになっているくらい手軽で美味しい。

マクドナルド創設者は「マクドナルド兄弟」で、小さな田舎町で愛されてとても繁盛していたお店でした。

このホットドッグをもっと効率よくスピーディーにするためにはどうしたら良いかを考えに考えた結果、流行っているお店を潰し、「ハンバーガー」屋をする事に決定したのです。

ハンバーガー」を効率よくスピーディーにお客様に提供するためにはどうしたら良いか試行錯誤しながら、流れ作業にするというシステム化を導入した事によって爆発的に売れたんです。

忙しくなれば、機械にと寄れるところは頼りたいのでミルクシェイクの機械を8台注文しました。

 

 

悪魔との遭遇

毎日売れないミルクシェイクの機械を飛び込み営業で各地を走り回り、夢と希望だけは失わない野心的な営業マン(レイ・クロック)の元にその注文が入ったのです。

毎日一台も売れないのに、ある日突然8台もの注文なんてあり得へん。
絶対間違いやわ。と思って再度確認の電話を入れると、間違いなく8台の注文で、どうやら急ぎの様子だった。
電話の奥では何やら忙しい雰囲気が聞こえてくる。

一体どんなお店なんやろ? と思ってお店を見学に行くと、お店に行列ができている。

その行列に並び自分も一つ買ってみる事に。

このスピーディーに出てくるシステム化された飲食店に一目惚れし、マクドナルド兄弟と悪魔の契約を交わす事になるのだ。

この事業を世界に広げたいという野心家なレイ・クロックと町の人々に愛されて平和に暮らしたいマクドナルド兄弟の間で争い事になるのは、火を見るより明らかだったのです。

 

 

ビジネスは弱肉強食の世界

売れない営業マン (レイ・クロック)は、色々な街に出入りし、色々な人達と接触して見解を広め情報収集に力を入れて居ました。

一方、マクドナルド兄弟は、町の人々に愛されればそれで良いという思いが強く、職人気質で世間知らずだったのです。

これからも分かるように、やはり「知っているものは強い」のです。

職人対ビジネスマンの戦いは「買収」と言う形で決着し、事業内容全てを手に入れたレイ。

最後に戦いに敗れた、マクドナルド兄弟はレイにこう質問しました。
最初に出会った時、なぜシステムが欲しいと言わなかった?と。

だけど、レイの答えは意外な答えだったのです。

システムはもちろん欲しいけど、それよりもっと欲しいのは「マクドナルド」と言う「名前」が欲しかったのだと。

マクドナルド」と言う響きは、大人から子供まで受け入れやすく浸透しやすい。

ところが「レイのハンバーガーショップ」だと売れるものも売れないと。

これぞ「マネジメント力」

ホリエモン堀江貴文)氏も、Livedoorを買収した時に、そのまま名前を受け継ぎ、サービスを拡大して行った。

何事も一から作るのは難しく、今あるものをうまく利用して拡大させる方が勝負が早い。

だけど「人間的にはどうか?」という道徳的な見方も忘れてはいけません。

だからこそ皮肉ったタイトル「ファウンダー」(創業者)なんです。

この様にして、色々な方向から考えさせられる映画「ファウンダー」は、人々に愛されるファーストフードを題材にビジネスとは何かを学べる映画となっています。

この度はレンタルしましたが、いつの日かコレクションアイテムとして手に入れる予定。

この映画から学べる事は、まずは自分の事をきちんとしっかり確実に足場を固める事。

例えば、ワードプレスでのブログ作成であれば、キーワード設定やプラグインはもちろんのこと、挿入する写真に対しても何を表している写真なのか明確に写真タイトルとして記すという事が先決だという事。

記事と言う「ネタ」が貯まれば次はどの様に営業するか。
人々に知ってもらうにはどうすれば良いかを考える。
そしてファンになってもらう。

と、自分に言い聞かせながらアウトプット。